番外編 剱岳 標高2,999m 富山県中新川郡上市町、立山町

  • 2013.08.16 Friday
  • 22:56
 いきなり感は否めませんが、剱岳に登って来ました。
昨年、登山を始めた時に栃木県鹿沼市の岩山と出会い、それ以来岩系の山に憧れておりました。
まず、他の人より体重20kgオーバーなので減量と健康維持が目的だった登山。
最初の目標は日光の男体山でした。
しかし、山終いの前に登らなくてはと言う事で、登山歴数回目にして足をガクガクにしながら日光男体山へ登頂。
その後雪が降り出すと、やらないと言っていた雪山(黒斑山、日光白根)に挑戦。
現在、栃木百名山を約40峰を制覇しました。
そして今回、いきなり岩山の横綱である憧れの剱岳です。
2泊3日の旅です。


避難小屋泊は女峰山と根名草山での2回ほどありますが、テント泊は今回が初めてです。

出発前日寝たのは良いが、2:00頃に目が覚め、そのまま家を出発。
扇沢につくと既に駐車場には多くの車が停まっていました。

6:30だというのに、チケット売り場は長蛇の列。
扇沢〜室堂間の往復で8,800円でした。
結構高額な気がしますが、険しい場所と季節の影響がある場所の運賃なので仕方ないかな?
※荷物の重さが10kgある方は、一般的な料金の他に2回程追加料金をとられます。

最初のトローリーバス乗り場。
朝の光景には見えません。

トローリーバス内。
バスといっても、無軌道の電車という扱いらしい。
現在、日本では黒部と室堂でのみ運行しているそうです。

黒部に着きました。
天気も良く、水も有ったので全開で放流していました。

これから向かう方角。

ダム周辺の山々。

ダム湖の様子。

ダム建設時に使われたコンクリートバケット。

ダムの上を歩いて、ケーブルカー乗り場へ向かいます。

途中、ダム上からダム下を覗き込む。

ケーブルカー乗り場。
凄い角度に見えますが、乗車してから上を見ると、軌道がエビぞりになっていてもっと凄い。

大観峰方面。

駅から駅間に支柱が無いロープウェイ。

大観峰から室堂へは再度トローリーバス。

室堂につきました。
天気が良くて何よりでした。

みくりが池から別山乗越。
さすがアルプスですね〜。

途中、何カ所か山小屋が有ります。

いい加減に写真を撮っても様になります。

いたるところに雪が残っています。

ちょっとした小川も絵になりますね。

別山乗越に向かう途中には、残雪と橋が有ります。

適度に広いですが、緊張する人がいるかもしれません。

シナノキンバイかな?

一面草原というかお花畑というか、とにかく気持ちいい風景です。

ここら辺は、傾斜があまり無いのでハイキング気分です。

室堂、雷鳥沢方面を振り返ると、そこにも絶景が。

途中から傾斜がキツくなります。
落石、浮き石等に十分注意してください。

剣御前小屋です。

剣御前小屋から剣沢方面を望む。

正面に剱岳がそびえています。
少し下の剣沢キャンプ場にテントを張り、とりあえず一夜を明かします。
少し頭が痛いのは気のせい?
それにしても夜空に浮かぶ満天の星が素晴らしかった。

2日目。
カニの縦這いが混むという事で、午前3:30にキャンプ場を出発しました。

こんな暗い中に鎖場へ行って大丈夫でしょうか?

朝日が射し、次第に明るくなって来ました。

剣御前方面?

前剣大岩かな?
鎖が有ったけど登り辛かった記憶が。

あまり覚えていないけど、この様な鎖場が多数登場します。

ちょっとした様子をみても絵になります。

別山乗越・剣御前方面。

朝の山の風景は風情が有りますね。

途切れそうで中々途切れないガス。

前剣の辺り。

危険な場所に設置するには細く無いか?
でも、足下を見なければ比較的スムーズに渡れます。

自分が渡っていると、必死なので怖くないのですが、こうやって観ると凄い所を渡っていますね。

自分の陰を記念撮影。

全然近づかない気がします。

このような景色は、自分で足を運んで味わうしかありません。

それにしても凄い所へ来たもんだ。

夏なのにご覧の様な雪渓があります。

とうとうカニの縦這いが見えて来ました。

カニの縦這い前の雪渓ですが、夏でこの厚みってことは、冬は...........

カニの縦這い。思ったほど混んではいませんでした。
手足の置き場をきちんと確保して慎重に登りましょう。

後ろから登ってくる人の様子。
こうやってみると登山ではなくロッククライミングと呼ぶべきですね。
ヘルメット持参率はかなり高いです。

こりゃ落ちたらヤバいですね。

もうすぐ山頂。でも、この少しの距離も辛い。

山頂へ到着。
絶景です。

360度爽快な景色です。

早月小屋が見えました。

三角点?

山名札は奪い合いって感じる位人気です。
思っていた以上に山頂は込み合っていました。

山頂を堪能したら下山です。
カニの横這いへ向かいます。

カニの横這いです。
私の前にいたお姉さんは怖い怖いと言いながらも、同行していたの男性の的確な指示の元大奮闘。
足場さえ確保してしまえば、安定します。
頑張った甲斐がありましたね。
個人的には、この横移動より、この後の縦に降りる部分の方が嫌でした。

こんなに晴れやかになるなんてラッキーでした。

最近の携帯のカメラって侮れませんね。
それにしても、行きも辛いが、帰りも辛い。

落ちたら死に結びつくんだろうな。

とりあえず、剣山荘まで戻って来ました。
実は、前日、当日と食欲が無く殆ど何も食べていない状態でした。
少しでも食べたいと思った物を注文してみました。
おかげさまで完食出来ました。

汚い話になりますが、実は便秘で出る物が出ない状態でした。
山のトイレで気がつきましたが、私が便秘で奮闘していると、入れ替わり他の人がトイレに入って来ます。その様子を音から判断すると、下痢になっている人が圧倒的に多い気がしました。

そんなこんなで牛丼を食べたら、気持ち程度出てくれたので助かりました。

キャンプ場へ戻って暫くすると、突然嫌な雲が.....
15:00位から雨降りになりました。
まあ、後は寝るだけなのでと思っていたら。
一人テント泊で雨だとテントに籠もりっきりにならざる負えないので暇で仕方が無い。
しかも、テントを張った場所で以前誰かが用を足したらしく、湿ったら臭くなり最悪でした。
テント泊って重いし、食料も考えなくちゃならないし、少し面倒かな。

3日目。
昨夜の雨はすっかり上がり、また清々しい朝がやってきました。
せっかく早起きしたので、早めの出発としました。

ただ帰るのもつまらないので、野花チェックです。
イワイチョウ?タカネツメクサ?

何度観てもいい景色だ。
良い景色は本当に適当に撮っても絵になります。

再び別山乗越へ戻ります。
キャンプ場から別山乗越までが面倒です。

初日のコースは浮き石が多かったので、ハイマツ帯主体の新室堂乗越方面へ。

この風景を眺めながら稜線を下る。

すると目の前に、のそのそと歩いている生物が登場。
あまりにも呑気で可愛い歩きっぷりの雷鳥でした。

歩き回っているだけで、一向に飛ぶ気配を見せなかったけど、そういう生き物なのかな?
マイペースぶりに惚れてしまいました。

大日岳へ向かう尾根道。

朝日に照らされるチングルマの群生。

下界は猛暑なのにここにはまだ雪が。

素晴らしい色の沢水。

石畳や階段をどうにか抜けて室堂ターミナルに着きました。

帰りがけに再度黒部ダムの放流をみると奇麗に虹が出ていました。

扇沢へ向かうトローリーの車内。
すると突然赤色灯を点けた車が正面から登場。
救急車でした。
トンネル内ではトンネル中心部のすれ違いゾーン以外では追い越し、すれ違いが出来ないので、我々が通り過ぎるまで待機をしていました。

そして無事に扇沢まで戻りました。

時間も早いし、田舎道をショートカットするとどんな感じだか勉強がてら町中を走行しました。
すると山岳博物館なる看板を発見。
早速行ってみました。

ダムや登山家についてですが、思った以上に充実していました。

1階には黒部ダム工事中の現場や町中の様子。
そして登山服や道具の歴史。

中には、事故に遭われお亡くなりになった方が冠っていたヘルメットのような物騒な物も。

2階には地域に生息する野生動物の生活ぶりを再現した剥製などの展示。
夫婦睦まじい愛らしい剥製が複数あるのがGoodです。

私の中の目玉剥製はこの子でしょう。
なんで、こんな姿で剥製にされちゃったんだか。

ちなみに3階は展望台となっておりました。
その他、動物を保護している施設が裏側にあり、公開も行っている様です。

【最後に感想】
剱岳は確かに険しい山でした。
可能性を考えると、一歩間違えば......と思える箇所も豊富で万人にお勧め出来る場所ではありません。
私自身、中年間近の登山歴8ヶ月程度で一人で行ってしまいましたが、それなりに岩場、そこそこ標高のある山、雪山をこなし、そして本等で知識を学び、保険にも入り、道具の準備等もして来ました。
最低限、高所への慣れ、疲れても無駄にふらつかない体力、自己計画の立案能力、荷物の選定能力と運搬能力、不測自体への想定・対応能力を持って挑んでいただきたいと思います。
山は決して侮ってはいけないというのは勿論、一個の小石が落ちて来たり、踏んだりしただけでも死ぬ可能性がある事を理解し、その事に対してビビって下さい。

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